私はフルーツ全般があまり好きではないのですが、リンゴは人気が高いフルーツです。 中でも、蜜入りのリンゴは甘くて美味しいというのが一般的な認識でした。 ところが科学的に調査を行った結果、含まれる糖分・甘味は蜜なしのリンゴと優位差はありませんでした。 では、なぜ蜜入りリンゴが好まれるのでしょう? その秘密は香り成分にありました。 蜜入りリンゴには、フルーティ・フローラル・スイートな香りを呈するエチルエステル類が多く含まれています。 この香気成分が、風味を強め美味しさを向上させていたのです。 香りがおいしさに重要なことは誰でも知っていることだと思います。 一方で、くさや・納豆などの臭いが良くないとされているものでもおいしいものもあります。 今後、この分野の研究が進んで、よい美味しい野菜や果物が食べられるようになることを期待します。 参照:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 3月17日プレスリリース 「蜜入りリンゴのおいしさは香りにあり」 |