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脳の老化を感じる

最近、涙もろくなったと感じます。昔から「年を取ると涙もろくなる」と言われていましたが、現在ではその原因が分かっています。それは「脳の老化」です。脳は老化してくると、感情を抑制する「大脳の中枢機能」が低下するのです。キレたり、人の言うことを聞かなかったり、突然暴力をふるう老人も「脳が老化」することが原因の可能性が高いです。さらに私の場合は「ヘルペス脳炎」によって、脳に深刻なダメージを負ってしまったので、その影響もあるのかもしれません。

「脳の老化」は防ぐことはできませんが、その速度をゆるやかにすることは可能です。それが数年前に流行った「脳トレ」です。人間の器官は使わないと退化していきます。脳や筋肉が分かりやすい例です。日々の生活にかまけて、脳トレや筋トレをサボると、後日つけがまわって来ます。1日に多くをする必要はありませんので、こまめに毎日継続して行うことが大切ですね。
おや? 子供たちに言い聞かせていることと同じになってしまいました・・・・・・・・・・。
子どもに胸を張れるように、毎日こまめに頑張ります。

ムカデの知性とは?

ミニ四駆のタミヤから、6月23日に「ムカデロボット工作キット」が発売されました。
これは、大阪大学大学院の大須賀教授らが率いる研究チームが開発したムカデ型ロボット「i-Centipot」をベースに制作されたものです。動画で確認していただけるとわかりますが、モーター1個で動いているとは思えない複雑な動きをしています。この動きを気持ち悪いと感じたあなたは、大須賀教授の”思うつぼ”です。

TAMIYA 公式ページ
http://www.tamiya.com/japan/products/70230/index.html

実はムカデやゲジゲジなどの節足動物と呼ばれる種類の仲間には脳がありません。その代わりに脳神経節という、脳と神経が一緒になったようなものが全身にあります。それによって障害物を避けたり、巣を作ったりなどの知性を発揮しています。
大須賀教授は、”ヒトがムカデを見て気持ち悪いと感じるのは、不確定要素の多い環境に対して予測不可能な動きをするからだ”と説明されています。
これは、人類の宿敵「ゴキブリ」や「ハエ」などの昆虫にも当てはまるのではないかと思います。大須賀教授の次のテーマは「コオロギ」だそうです。また面白いロボットが生まれるのでしょうか?

単純ヘルペス脳炎:最終章 記憶の不思議

最新の研究では、脳の健康寿命は100歳以上であることがわかってきました。
ではなぜ、年齢を重ねていくと老化すると思われているのでしょうか?
脳の老化について、重要なポイントの一つは物忘れです。それには、脳の特徴が大きく関係していました。

記憶を定着させるには、情報を入力するよりも出力するほうがはるかに効果が高いことがわかっています。ですから試験勉強などでも、公式や年号などを一生懸命ノートなどに書き込んで覚えた記憶のある方が多いと思います。
今までは、ひたすら反復して入力することで脳に記憶が定着すると考えられていましたが、「こんなに出力するなら、記憶した方が効率的だから覚えよう」と脳が入力された情報を選んで判断していることがわかってきました。このことから、参考書などを読んで覚える勉強法よりも、問題集などを解く勉強法のほうが記憶に定着しやすいということがいえます。

つまり、物忘れというのは、出力する頻度の少ない情報(脳があまり必要ないと判断した情報)を消去してしまうという作用の結果なのです。ですから、よく使う情報や必要な情報、大切な情報は忘れないのです。子どもでも物忘れをする場合があるのは、こういった脳の働きがあるからだと言われています。私もそうでしたが、脳が多少障害されたり、認知症になったりしても、強力に定着している記憶はなかなか消去されません。

睡眠が減ると太る?

最近、立て続けに睡眠に関する報告がありました。

一つ目は米科学雑誌「Science」に掲載された2報です。要約すると、睡眠によって日中の記憶の一部が消去されます。そのことによって、脳のシナプス構造に何らかの変化がもたらされ、必要な情報については記憶を定着させているそうです。

参照:米科学雑誌 Science Official web site

Synaptic scaling in sleep/シナプスは睡眠状態では縮小している

Ultrastructural evidence for synaptic scaling across the wake/sleep cycle
睡眠サイクル中のシナプスの超構造に関する証明
http://science.sciencemag.org/content/355/6324/507


もうひとつは、慶応義塾大学と花王の共同研究による報告です。
睡眠時間の短縮によって、食欲抑制ホルモンが減少して空腹感が増すことと、深部体温が低下することがわかりました。
代謝が低下して、空腹になるのなら太りやすくなりますよね。