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高齢者による自動車事故

最近では、毎日のように高齢者による自動車事故のニュースが報道されています。今日は、私の住む自宅から100mも離れていない場所で、園児が複数名巻き込まれる事故が発生しました。統計から考えれば、日本の人口は減少しているので、高齢者の免許保有割合は今後も増加します。現在、免許保有者に対する75歳以上の割合はおよそ7%なので、今後は10%を超えていくでしょう。運転する高齢者の増加が問題その①です。
問題その②は高齢者特有の問題です。視力・聴力・判断能力、とっさの対応能力等の低下、自己客観視ができない、体力不足で長時間の運転ができない、などの事由です。日本国内の交通事故件数は横ばい、死亡件数は減少の傾向にあるにも関わらず、75歳以上の高齢者の死亡事故については毎年1%程度の上昇傾向を続けており、全体の13.5%を占めています。最も多い理由は、ハンドルの操作ミスとアクセルとブレーキの間違いです。その理由からも、高齢者特有の事情が見えてきます。
”緊急事態に対応できていない”ということです。自動車メーカー各社は、衝突被害軽減ブレーキや自動運転、アクセル踏み間違い防止システムなどのシステムを開発していますが、実用レベルになるにはもう少し時間がかかりそうです。

画期的な新製品なのに???

世間的にはあまり盛り上がっていないのでしょうか?画期的な新製品が開発されたのが、医療業界ではニュースになっています。
京都にある、ライトタッチテクノロジー社(以下LTT)が、業界で初めて非侵襲の自己測定用血糖測定センサーの開発に成功したそうです。そのカギとなったのは、従来の10億倍の輝度を持つとも言われる「中赤外レーザー」の技術を実用化したことにあります。

今までの血糖血測定と言えば、指先であったり、耳たぶであったり、血液を1滴程度カード状の試薬や、装置の測定部分へ滴下して読み込むタイプが主流でした。それが痛みもなく、しかもブルートゥース対応で、測定結果は自動的にスマートフォンへ送信される進化っぷりです。製品化は2021年と少し先の予定ですが、電源や規格などを詰めれば、世界的なヒットも夢ではない製品になるのではないかと思います。


なぜこの製品が画期的なのかといえば、
1、非侵襲なので痛みがない
2、消耗品が必要ない(皮膚を傷つけるための針や、カード状試薬、止血用の綿など)
3、消耗品が必要ない分だけ、1測定当たりの価格が安くなる

このような非侵襲型の検査装置の開発がどんどん進んでいくことを願って止みません。

センサー内臓の飲み薬がFDAに認可される

拡大の一途をたどる医療費ですが、そのひとつの理由に「残薬」があります。あなたの家にも、飲み切らなかった処方薬が残っていませんか?
患者が自己判断によって服薬を中止してしまうことによって、本来得られるべき治療効果が得られずに、余計な医療費がかかるケースが問題化しています。ある調査では、慢性疾患患者の50%の患者が飲み忘れや、自己判断による服薬中止を経験しており、その損失額は1兆円以上にもなるとされています。特に問題になるのが、精神疾患患者が薬を飲み忘れたり、飲むのを止めてしまうことによって生じる「自殺企図」「失踪」「パニック発作」などや、それに伴う介助者や医療従事者の負担です。

この新しい薬剤には極小のセンサーが内臓されていて、胃液に接触すると微細な電流が流れるようになっています。その電流を検出器で検知することで服薬を自動的に記録します。これによって、飲み忘れたかどうかが、データとして確認することが可能になります。
医療費削減、治療効果向上という面だけからみれば賛成ですが、人権や監視社会に対する警戒などの視点からは反対です。
賛否両論から議論しながら、日本でも導入の道を探っていきたいものですね。