2018年の平昌オリンピック(冬季)が無事に終了して、次はいよいよ2020年の東京オリンピック(夏季)となります。現在、急ピッチで会場整備が行われており、間に合うのかどうかという問題も報道されていますが、それ以外にも注目されている問題があります。それは、「遺伝子ドーピング」の問題です。 「遺伝子ドーピング」は、2003年にIOC(Interational Olympic Committee/国際オリンピック委員会)によって明確に禁止されていますが、これまでは現実的ではなかったため、そこまで注目されてきませんでした。 WADA(世界アンチドーピング防止機構)禁止国際標準、2018年1月版(日本アンチドーピング機構版)www.playtruejapan.org/wp/wp-content/uploads/2017/12/2018-Prohibited-List-Japanese.pdf 1 核酸のポリマーまたは核酸類似物質の使用。 2 ゲノム配列の変更および遺伝子発現の転写および/またはエピジェネティック調節の変更を目的に設計された遺伝子編集用物質の使用。 |