世間的にはあまり盛り上がっていないのでしょうか?画期的な新製品が開発されたのが、医療業界ではニュースになっています。 京都にある、ライトタッチテクノロジー社(以下LTT)が、業界で初めて非侵襲の自己測定用血糖測定センサーの開発に成功したそうです。そのカギとなったのは、従来の10億倍の輝度を持つとも言われる「中赤外レーザー」の技術を実用化したことにあります。 今までの血糖血測定と言えば、指先であったり、耳たぶであったり、血液を1滴程度カード状の試薬や、装置の測定部分へ滴下して読み込むタイプが主流でした。それが痛みもなく、しかもブルートゥース対応で、測定結果は自動的にスマートフォンへ送信される進化っぷりです。製品化は2021年と少し先の予定ですが、電源や規格などを詰めれば、世界的なヒットも夢ではない製品になるのではないかと思います。 なぜこの製品が画期的なのかといえば、 1、非侵襲なので痛みがない 2、消耗品が必要ない(皮膚を傷つけるための針や、カード状試薬、止血用の綿など) 3、消耗品が必要ない分だけ、1測定当たりの価格が安くなる このような非侵襲型の検査装置の開発がどんどん進んでいくことを願って止みません。 |