掲載日: 2018年11月12日 18:24
理由あって、とある国家試験を受験してきました。 前回きちんとした試験を受けたのはTOEICを受けた10年くらい前だったので、とても疲れました。 でも受験会場が大学だったので、自分が若返ったような気分になりました。 ついつい調子に乗って、昼ご飯のラーメンは大盛りを注文してしまい後悔することに・・・・・
今回の会場となった大学では、確認できただけで3つの試験が行われていました。 学内はいろいろな試験を受けに来た社会人ばかりで、学生の姿はなく、異様な雰囲気でした。 本当はそれが普通なのかもしれませんが、私の学部では土日でも学生が大勢いたので、異様に感じたのかもしれません。 私は農学部で、研究室では実験動物も飼育していたために、土日・長期休みは関係なく飼育当番がありました。同様の研究室も多く、他の研究室でも継続している実験の管理や、微生物や細胞の継体培養、植物系では水やりなど、常に多くの学生が昼夜を問わずに活動していました。だから門は常にオープンで、守衛さんは正門にしかおらず、それ以外の門はフリーパス状態でした。当時はそれが当たり前だと思っていましたが、文系学部や、機械系の学部の学生と交流するようになり、セキュリティの違いに驚いたことがありました。 |
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掲載日: 2017年7月3日 17:12
最新の研究では、脳の健康寿命は100歳以上であることがわかってきました。 ではなぜ、年齢を重ねていくと老化すると思われているのでしょうか? 脳の老化について、重要なポイントの一つは物忘れです。それには、脳の特徴が大きく関係していました。
記憶を定着させるには、情報を入力するよりも出力するほうがはるかに効果が高いことがわかっています。ですから試験勉強などでも、公式や年号などを一生懸命ノートなどに書き込んで覚えた記憶のある方が多いと思います。 今までは、ひたすら反復して入力することで脳に記憶が定着すると考えられていましたが、「こんなに出力するなら、記憶した方が効率的だから覚えよう」と脳が入力された情報を選んで判断していることがわかってきました。このことから、参考書などを読んで覚える勉強法よりも、問題集などを解く勉強法のほうが記憶に定着しやすいということがいえます。 つまり、物忘れというのは、出力する頻度の少ない情報(脳があまり必要ないと判断した情報)を消去してしまうという作用の結果なのです。ですから、よく使う情報や必要な情報、大切な情報は忘れないのです。子どもでも物忘れをする場合があるのは、こういった脳の働きがあるからだと言われています。私もそうでしたが、脳が多少障害されたり、認知症になったりしても、強力に定着している記憶はなかなか消去されません。 |
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掲載日: 2017年1月25日 18:30
 せっかくがんばって勉強して私立中学校に合格したのに、中退してしまう生徒もいます。 その直接的な理由のほとんどが「成績不振」だそうです。 私立学校もビジネスですから、やめないように手厚いケアをするのですが、それでもドロップアウトしてしまう生徒が出てきてしまうそうです。 ではどうして、そのような事態になってしまうのでしょう?
その原因の多くは、子どもがひとり立ちできておらず、両親に依存しているケースです。 子どもを受験に集中させるという「錦の御旗」で、朝起こしてあげることから始まって、制服の準備、持ち物の確認、学校までの送り迎えなど、とにかく過保護にしてしまうことで、中学生になっても自立できないままになってしまいます。 中学生になってからも両親がケアを継続すればその場はしのげますが、多くの場合、中学校入学が目標になっているため、両親も安心してしまいます。 「後は学校がやってくれるだろう」と。
しかし、自立できていない子どもは、言われないと行動がとれません。 自立した同級生がいろいろと先取りしていく中、必死になって付いていくだけです。 そのうちに、毎日がだんだんと苦痛になっていきます。そうなると当然成績も下がってきます。そして、何かのきっかけで完全にドロップアウトしてしまいます。 |
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