掲載日: 2019年8月21日 18:04
8月も後半になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。皆さん、きちんと水分を摂取していますか? 熱中症の死者数も増加しているそうなので、子どもとお年寄りのいるご家庭は特に注意してください。
最近問題になっているのは、水筒についてです。学校によっては持ち込み禁止のところもあるようですが、明確な理由を示すことができていないようです。脱水症状を防ぐためには、水筒の携帯が効果的なはずなのに、中身を確認したり、衛生面の懸念など、いろいろと考えすぎて「禁止した方がいいでしょう」となってしまうんでしょうね。
それ以外にも、授業中には飲んではいけないとか、飲むときには先生に許可が必要とか、学校によっては様々なローカルルールもあるようです。それなら水筒を携帯している意味がないですよね。教育者はいったい何を考えているのでしょうか?
最も重要なのは、子どもが脱水症状を起こさないことであり、それ以外のことは2次的なことです。それを理解しないと、この問題は永遠に解決しませんね。
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掲載日: 2017年1月25日 18:30
 せっかくがんばって勉強して私立中学校に合格したのに、中退してしまう生徒もいます。 その直接的な理由のほとんどが「成績不振」だそうです。 私立学校もビジネスですから、やめないように手厚いケアをするのですが、それでもドロップアウトしてしまう生徒が出てきてしまうそうです。 ではどうして、そのような事態になってしまうのでしょう?
その原因の多くは、子どもがひとり立ちできておらず、両親に依存しているケースです。 子どもを受験に集中させるという「錦の御旗」で、朝起こしてあげることから始まって、制服の準備、持ち物の確認、学校までの送り迎えなど、とにかく過保護にしてしまうことで、中学生になっても自立できないままになってしまいます。 中学生になってからも両親がケアを継続すればその場はしのげますが、多くの場合、中学校入学が目標になっているため、両親も安心してしまいます。 「後は学校がやってくれるだろう」と。
しかし、自立できていない子どもは、言われないと行動がとれません。 自立した同級生がいろいろと先取りしていく中、必死になって付いていくだけです。 そのうちに、毎日がだんだんと苦痛になっていきます。そうなると当然成績も下がってきます。そして、何かのきっかけで完全にドロップアウトしてしまいます。 |
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掲載日: 2016年10月16日 23:12
 普段のプリント学習は面倒くさがる子どもたちですが、動物園でなら自らノートを取ります。 本日の課題は、「動物の名前を書きとること」と動物を見て「感じたこと、思ったこと」を記入することです。 後半は集中力が続かずに文章が短くなってしまいましたが、みんな見事に課題をクリア。 このやる気と集中力を普段の学習でも発揮してほしいものです。
本日のハイライトは、生でオオカミの遠吠えを聞いたことです。 子どもがふざけて鳴きまねをしているのかと思ったら、展示場と飼育舎のオオカミたちがコミュニケーションをしているのか双方で遠吠えしているのを聞きました。
 さて、次はどういった仕掛けで勉強してもらおうか、今から考えています。
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掲載日: 2016年9月26日 18:49
昨日、ガウディア本部での研修会に参加してきました。 メインテーマは「教えこまない指導」です。 子どもの自主自立を促すには、いかに介入を減らすことが重要であるのかを再認識しました。介入を減らすからといって、放置するという訳ではありません。逆にしっかりとその子を観察して、壁にあたった時には適切な「気づき」を与えるように、常に準備しなければなりません。 どうしても自分の生徒はかわいいものです。口や手を出したくなるのが人情ですが、ぐっとこらえて自ら歩む出す手助けに徹するのが「ガウディア指導員」なのです。
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掲載日: 2016年7月25日 16:23
夏休みの宿題で最も大変だったのは、自由研究と読書感想文ではなかってでしょうか? 自由研究は題材が自由なので、科学系の研究から歴史系の研究など、個人の得意分野をまとめれば形になります。 対して、読書感想文はビジネスとも通じる思考法なのです。 本を読んで・感想をまとめて・文章化する、という3つの段階をビジネスに置き換えてみましょう。 情報をインプットして・対応策を考えてプランを作成・承認をとって実行する、となります。 つまり、読書感想文は将来の予行演習だったのですね。
子どもが読書感想文を書く時のコツを少しだけ・・・ 1、1冊まるごとの感想を書かない(あらすじになってしまいます) 2、本から引用するのは、主人公(もしくは登場人物が発した)言葉か心理描写のみにして、それも可能な限り少なくする(自分の考えを中心に文章を書く) 3、作者の書きたかった事は何だったのかを考える(作者と考えが異なってもOK、どうしてそう思うのかを書けばいいのです)
まだまだありますが、いかがでしょうか? お役に立ちますか?
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掲載日: 2016年6月17日 17:23
現在、文部科学省が2019年度の開設に向けて動いているのが「専門職業大学」です。 高等専門学校(高専)との違いは、大学卒業と同様の「学士」の学位が与えられることです。 また、日本では社会人の学び直しや専門高校からの進学先が少なかったため、受け皿が増えたことになります。
ドイツやフィンランドなどでは、既にこの専門職業大学が進学の選択肢のひとつとなっています。 アカデミックな大学とは異なり、実習などの時間を長くとっており卒業後の即戦力として期待されます。
問題は、どのような専門職業コースが開校されるかです。 興味のある分野なら、受験も考えてみようと思います。
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掲載日: 2015年9月14日 16:47
先日、大学入試についての話題を聞く機会がありました。 要点をいくつかまとめますので、お子様の将来について参考になれば幸いです。
1、「大学入試センター試験」は2019年で終了予定 2、新しく導入予定の試験は2つ、「高等学校基礎学力テスト」 及び 「大学入学希望者学力評価テスト」 3、英語の試験では、(日本人が苦手とする)スピーキングテストが導入予定 4、英語の試験では、検定試験(TOEFL、TOEIC、英検など)結果が利用可能になる予定 5、「高等学校基礎学力テスト」は、その名前の通り、基礎的な学力テスト 6、「大学入学者学力評価テスト」は、現在のような1点を争う形ではなく、10段階程度の区分で評価される
さらに、OECD(経済協力開発機構)のキーコンピテンシーが3つあります。 これは、世界各国共通に求められる個人の能力を定義したものです。
1、社会・文化的・技術的ツールを相互作用的に活用する能力 2、多様な社会グループにおける人間関係形成能力 3、自律的に行動する能力
参考サイト: 文部科学省中央教育審議会 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/016/siryo/06092005/002/001. |
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