掲載日: 2019年10月2日 17:12
最近、涙もろくなったと感じます。昔から「年を取ると涙もろくなる」と言われていましたが、現在ではその原因が分かっています。それは「脳の老化」です。脳は老化してくると、感情を抑制する「大脳の中枢機能」が低下するのです。キレたり、人の言うことを聞かなかったり、突然暴力をふるう老人も「脳が老化」することが原因の可能性が高いです。さらに私の場合は「ヘルペス脳炎」によって、脳に深刻なダメージを負ってしまったので、その影響もあるのかもしれません。 「脳の老化」は防ぐことはできませんが、その速度をゆるやかにすることは可能です。それが数年前に流行った「脳トレ」です。人間の器官は使わないと退化していきます。脳や筋肉が分かりやすい例です。日々の生活にかまけて、脳トレや筋トレをサボると、後日つけがまわって来ます。1日に多くをする必要はありませんので、こまめに毎日継続して行うことが大切ですね。 おや? 子供たちに言い聞かせていることと同じになってしまいました・・・・・・・・・・。 子どもに胸を張れるように、毎日こまめに頑張ります。
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掲載日: 2018年5月16日 18:24
2000年前半に問題になった狂牛病(BSE-Bovine Spongiform Encephalopathy)ですが、その悪夢が再び起こる可能性が高くなってきました。今回はフィンランドの野生のヘラ鹿での発生なので、日本においてはそれほど大きな問題にはならないでしょうが、いつ他の動物に感染するかどうかも分からないので注視する必要があります。 そもそも、この病気の正式名称はTSE(Transmissible Spongiform Encephalopathy)といい、日本語では「伝達性海綿状脳症」となります。これが、牛においての病名はBSE日本語では「狂牛病」、今回の鹿においてはCWD(Chronic Wasting Disease)、日本語では「鹿慢性消耗性疾患」となります。
医薬品医療機器総合機構・2018年4月13日付通知 ヘラ鹿は、現地では普通に食べられているようです。それ以外に輸出用としては、犬や猫用フードの原料などに加工されている可能性があるようです。犬食文化のある中国・韓国やアジアの一部の国では、人への感染への注意が必要になるかもしれません。 |
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掲載日: 2017年12月20日 17:41
拡大の一途をたどる医療費ですが、そのひとつの理由に「残薬」があります。あなたの家にも、飲み切らなかった処方薬が残っていませんか? 患者が自己判断によって服薬を中止してしまうことによって、本来得られるべき治療効果が得られずに、余計な医療費がかかるケースが問題化しています。ある調査では、慢性疾患患者の50%の患者が飲み忘れや、自己判断による服薬中止を経験しており、その損失額は1兆円以上にもなるとされています。特に問題になるのが、精神疾患患者が薬を飲み忘れたり、飲むのを止めてしまうことによって生じる「自殺企図」「失踪」「パニック発作」などや、それに伴う介助者や医療従事者の負担です。
 この新しい薬剤には極小のセンサーが内臓されていて、胃液に接触すると微細な電流が流れるようになっています。その電流を検出器で検知することで服薬を自動的に記録します。これによって、飲み忘れたかどうかが、データとして確認することが可能になります。 医療費削減、治療効果向上という面だけからみれば賛成ですが、人権や監視社会に対する警戒などの視点からは反対です。 賛否両論から議論しながら、日本でも導入の道を探っていきたいものですね。 |
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掲載日: 2017年6月12日 18:00
無事退院することはできましたが、まだまだ病院へ通う日々です。 幸い運動機能に異常はなさそうですが、記憶や知能などのテスト結果で以前の結果とは異なる結果が出ている項目があり、どのような解釈をすればよいのか悩まれます。
 以前は何の問題もなく出来ていたことができなくなっているなんて、ものすごい衝撃でした。訓練次第で元に戻るのならよいのですが、完全に障害されてしまっている場合には元には戻らないそうです。かと思えば、回復不可能だと思われていたような事例でも治る場合もありますし、人体は本当に不思議です。
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掲載日: 2017年6月3日 8:38
実は、この2週間ほど「単純ヘルペス脳炎」で入院していました。 名前は単純とついていますが、結構大変な病気でした(笑)。
入院前1週間半と入院後1週間半の合わせて、3週間分の記憶がすっぽりと抜け落ちてしまっています。また、脳の恐ろしいところは、「不可逆性」であるところです。人間の手や足は切り落としてしまわない限り、ある程度回復します。しかし、脳だけは一度ダメージを負うと、二度と回復することはありません。 幸いなことに、私は運動機能に麻痺は残りませんでした。記憶や知能にも問題ありませんが、今後どんな問題がでてくるかどうかは誰にも分りません。 皆さまも、異常行動などを指摘された時には素直に病院へ行きましょう。
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