HIV/AIDS・結核・マラリアの3つが世界三大感染症です。 結核やマラリアは過去の病気と思われているかもしれませんが、衛生状況の悪い新興国やマラリア蔓延エリアでは患者数も多く、重要な問題になっています。 インドでは、手に入りにくい患者のサンプルも(三大感染症の患者全てがいるため)比較的容易に手に入るため、国際的な製薬会社の研究員が大学や研究所などで新薬などを開発していました。私が以前勤めていた会社でも、結核の迅速診断法の開発をインドの企業と開発していました。結核菌を培養する培養法では、結果が出るまでに最低でも4週間かかります。一方で遺伝子検査などの迅速法ではコストがかかり過ぎます。安価で迅速な検査法の開発が課題です。 マラリア・HIVにも同様の課題があります。 先日、会社員時代からお世話になっていたマーケティングの師匠が、久しぶりに時間ができたということで近況報告会を開催されたので参加してきました。 雑誌や内閣府などのイベントでご存じの方もいるかと思いますが、Malaria No more Japanという日本で唯一のマラリアに関する国際NPO法人で専務理事をしている水野達男さんです。 ほぼ10年ぶりにお会いしましたが、以前よりも元気で生き生きしていたのが印象的でした。 |