ガウディア教室のブログと重複しますが、もう少し詳細を説明しようかと思います。 ガウディア国分寺駅前教室 日本においては、「日本武道協議会」に加盟している武道が一般的な「武道」として公的に認知されているという形になり、国体の競技種目にもなっています。日本武道協議会には「柔道」「剣道」「弓道」「空手道」「合気道」「相撲」「なぎなた」「少林寺拳法」「銃剣道」および「古武術」の10の中央団体が加盟しています。 この中で「古武術」は、槍術・居合・柔術などの各流派が加盟している団体なので除外しますので、実質9つの武道が日本における「武道」ということになります。 この中で最も歴史が浅いのが「銃剣道」で、明治時代にはじまり、昭和初期にほぼ現在のかたちになったと言われています。 どうしても戦争のイメージがつきまとう「銃剣道」ですが、スポーツ色を強めており、現在では「剣道」とほぼ同じような練習・試合風景となっています。 ただしこの武道が特異なのは、競技人口は国内で3万人と言われていますが、その8割以上が自衛隊関係者であるという点です。これほど競技者が偏っている武道は、他にはないのではないでしょうか?今回の指導要領に追加されたことで、「軍国化」「陰謀」などの風評が立つのは、このような背景があるのでしょう。 |