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虫と化学物質、どっちが怖い?

今、世間を騒がせている「ヒアリ」ですが、どうやら既に日本に定着している可能性もありそうです。また、猫からヒトへの感染が世界で初めてか確認されたSFTSを媒介する「マダニ」も、注目を集めているようです。
「ヒアリ」も「マダニ」も、市販の虫よけスプレーで十分な防除効果が得られます。その市販の虫よけスプレーで最も使用されている成分が「ディート」です。
「ディート」は、もともと蚊やダニの忌避剤としてアメリカ軍によって開発された成分ですので、世間で言われているような農薬ではありません。ただ、体内に入ると、毒性を示すことがあるので、使用する際には使用上の注意をよく読むようにしてください。ポイントは体内に入れない事です。
最も有効な使用方法は、長袖・長ズボン・ブーツを着用の上、ズボンのすそはブーツの中に入れる。そのうえで、衣服の上から虫よけスプレーをかける。その際に、顔と手にはかけないこと。(顔にかけると、目と口から体内に入る可能性があります。手は、顔に触れる可能性があるため。)



本来の使用方法から考えると、虫よけスプレーは、日本では少々安易に使用されているように感じます。ただ、かわいい我が子を虫から守りたいという気持ちは理解できます。
そこで、「ディート」の特性を理解した使用方法をすれば、効果も高く安心です。
ポイント1
「ディート」の効果は、濃度で決まるのではありません。濃度で決まるのは「効果の持続時間」です。現在日本では、最大30%までの「ディート」含有の虫よけスプレーが販売されています。
1時間程度の外出であれば、10%含有のスプレーでも十分です。
ポイント2
アメリカでもカナダでも、子どもに「ディート」を使用することを推奨していません。必要がある場合には最小限にするようにとしています。どうしても草むらや森林などに入る用事がある場合にのみ使用するのがよいと思います。
ポイント3
なるべく長袖・長ズボンを着用させ、皮膚に直接触れないように、なるべく服の上からスプレーする。

いかがですか、参考になりましたでしょうか?

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