最近、無性に焼肉が食べたくなる時があります。 そんな焼肉店でよく見かける「A5ランク」という単語、意味合いをご存じですか? 牛肉・豚肉は、食肉卸売市場や基幹となる食肉センターで格付けされます。 その基準となるのが、農林水産省の承認を得て公益社団法人日本食肉格付協会によって制定された「牛枝肉取引規格」と「豚枝肉取引規格」です。 参照サイト:公益社団法人日本食肉格付協会http://www.jmga.or.jp/ 豚肉の話はまた今度にします。 今回は牛について話しますね。 格付等級のA・B・C は、枝肉の歩留まり(頭や内臓などを取り除いた可食部分の肉)を示しています。 つまり、身体の大きい牛ほどA評価となり、身体の小さな牛はC評価となります。 基準値を超えればすべてA評価になります。 だったら身体が大きくなるまで育てればいいのではないか? と思いますよね。 そうならない理由として、牛は月齢30か月を目安に出荷されます。 これに対して豚は6か月程度で出荷されますので、単純計算で牛肉は豚肉の5倍の期間育てる必要があります。 だから豚肉よりも高額になるのは当然ですよね。 話がそれました。 |