3月24日、千葉県と宮城県で「高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)」の患畜が確認されたため、飼育されている鶏全てが殺処分されました。 この型は、中国と韓国で流行しているものと同型のため、渡り鳥などの野鳥によるウイルスの媒介が疑われます。 参照:農林水産省 鳥インフルエンザに関する情報 http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/ ただ、千葉県と宮城県という地理的に離れた場所で同時に感染が確認されたということは、既にウイルスは日本国内に入り込んでいると考えられます。次は、千葉と宮城以外で養鶏が盛んな、新潟や茨城などでの感染が予想されます。 感染が確認された鶏及び卵は当然出荷できないので、これから鶏肉や卵の価格上昇するリスクがあります。 チキンショック ブラジルでは、安全基準を満たしていない食肉が輸出されていることが明らかになりました。鶏肉の輸出量世界一のブラジルで発覚した事件なので、影響は世界中に及ぶのではないかと懸念されています。 参照:厚生労働省 ブラジルでの食肉の不正事件について |